私立中学受験の試験問題には、うちの学校は「こういう問題ができる子がほしいんだよ」という願いが込められています。

そして、全国学力状況調査の「B問題」・・・・・・・・・・・これは文科省が国を挙げて「これから、こういう問題をできる子を育てていきますよ」とメッセージを「教育現場」「家庭」におくっています。そして、これからの「試験問題」は、これを受けて着実に変わっていきます。すでに変わっています。

全国学力状況調査B

公立中高一貫校の「適性検査」は、単純に「B問題」を難しくしたタイプの内容が多いです。「読む」「考える」「文を書く」といった一連の流れを、如何に積み重ねてきたかが問われます。高度になれば「難解な資料を正確に読み取り、自分の意見を論理的に述べる」といった内容にまで発展していきます。

とりあえず、まだ「B問題って何?」という方はプリントアウトして解いてみることをお勧めします。→リンク「平成27年度全国学力・学習状況調査の調査問題について」

まだ小学校の先生をしていた8年ぐらい前に、私は初めて「B問題」を見て、かなりの衝撃を受けました。そして、その後、すぐに自分で解いてみました。大人でさえも、一瞬悩む・・・・・・「何を書こうかな?」「字数を丁度にしないと・・」など思考を要するのです。

学校での授業では、このような問題ができるようになるための学習に、しっかり取り組んでいません。言い方を変えれば「先生によって個人差」があるのです。

※最近の国語の教科書は「この能力を伸ばすための学習」が増えてきました。しかし、「先生の多忙化」によりしっかり実施できていないと考えます。

ここで「B問題」ができるようにするための「授業の流れ」を考えてみましょう。

① 授業で興味が湧くような学習問題を立てる。

※「生まれ変わるとしたら、縄文時代と弥生時代のどちらが良いのかを話し合おう。」

②予想する。

※2枚の絵から生活を想像し、どちらに住みたいのかを考えて数値化する。

③ 観点を考える。

※衣、食、住、平和、安全、道具、仕事

④ 本、歴史マンガ、教科書、資料集、インターネット、親へのインタビュー等で調べる

⑤ 実物投影機で資料を見せながら、発表する。そして、それをもとに話し合う。

※(例)「~さんの発表の~という点が説得力がありました。弥生時代に20ポイント気持ちが動きました。」

⑥ まとめる。

このような授業をすると、子ども達の思考力は格段に伸びます。「平均寿命」「身長差」から「栄養面」を考えたり、「食料の保存」について「現代」と比較したりするのです。

また、子どもは皆さんが想像する以上に、自分の考えを文にできません。教師が書く板書を子どもがノートに写すだけといった授業をしているからです。ところが、このような授業をすることによって・・・・・「せりふ」など児童が自分の考えを書くことによって・・・・「作文力」が格段に伸びるのです。

※しかし、繰り返し書きますが、このような授業は「先生の多忙化」により、しっかり実施できていないと考えます。

皆さんはお子さんが学校から持って帰ってくるカラーの「ワークテスト」をじっくり見たことがあるでしょうか?このテスト・・・・・はっきり言って易しいです。「子どもが文を書いて解答しているいる」ようでも、実際は上の文章から「抜き出している」だけです。このテストに「子どもの考え」はありません。こんな問題をやり続けても「B問題」はできるようにならないのです。

この「B問題」ができるようになるための「具体的な手立ては・・・・?」・・・・これから記事にしていこうと思います。

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