2回にわたって「名門公立中高一貫校に行ったが為に、つぶされてしまった子ども」についての記事を載せてきました。前回の記事では「名門公立中高一貫校」と「地元公立中学校」を比較してみました。

私はこの記事で「地頭の良い子」を「地元公立中学校」を勧めている訳ではありません。

それでは何が言いたかったのか?・・・・・・・・中学生は、成長したといっても、まだまだ子どもです。子どもは「自信」と「自信からくるやる気」が、何よりも大切ということが、この2回の記事で言いたかったのです。

そして「下位の成績を、はっきりとした数字」で突きつけられ、そこから這い上がってくることは容易ではない。

特に「中学受験合格を目指して、精根尽き果てるまで努力してきた」「合格がゴールになってしまった」という親子は危険です。

どうしてかというと「下位の成績」をとった時に、親が子どもと一緒にショックを受けて、親としての適切な「アドバイス・働きかけ」ができないからです。

今回は、子どもは「自信」と「自信からくるやる気」が大切ということが理解できるネタをもう1つ紹介しようと思います。ここからは、私の住む千葉ネタで話を進めていきます。ローカルな受験ネタで申し訳ありません。

私は18年間小学校の先生をしてきて、その半分以上が6年生の担任です。中学受験をした子どもを「1年間10人」×「18年間」で、「約180人」見てきたことになります。そして、約50人の中学受験生を担任してきました。そして「子どもと保護者」を「塾講師」の目でも見ていました。

50人のうち15人ぐらいは小学校に遊びに来て「中高一貫校の生活」の話もしました。「劇を発表するので、文化祭に来てください。」と言われ、実際に見に行ったこともありました。今現在、一緒にお酒を飲む教え子もいます。

中学受験をした50人の子どもの中で「偏差値74の渋谷幕張中学校」を合格したのは、たった4人です。そして「偏差値71の市川中学校」を合格したのは、約10人です。学校の偏差値の差は3です。しかし「担任」「元塾講師」としてみると、偏差値3以上の違いを感じました。「市川中学校」はガリガリ詰め込めば受かるような感じ・・・・・・しかし、「渋谷幕張中学校」は、それだけではない・・・何か根本的に頭が良くないと、合格しないような感じなのです。

※ちなみに私は、この「渋谷幕張中学校」の試験問題を毎年解いて、分析しています。画像載せます。

中学受験 渋谷幕張中学校

当たり前ですが、私の経験上「渋谷幕張中学校」と「市川中学校」の両方を合格して「市川中学校」に入学したという子どもはいません。以上のことをふまえて「渋谷教育学園幕張中学校」と「市川学園市川中学校」の「東京大学合格者数」を比較してみようと思います。

2016年 東京大学合格者数

渋谷教育学園 中学校偏差値→74 学年生徒数→約350人 東京大学合格者数(現役)→76人(56人)

市川学園  中学校偏差値→71 学年生徒数→ 約430人 東京大学合格者数(現役)→13人(8人)

この表を見ると現役生は「渋谷幕張中学校」が「市川中学校」の7倍も合格しています。「渋幕すげーーなーーー」となるところですが、そんな単純な話でもありません。中学校を入学した時は「渋幕生」は「市川生」よりも、ほとんど優れていたのです。しかし、この表だけを見ると「現役市川生8人」は「渋幕生300近い人数」を追い抜いているということになります。「東大合格だけではない。」「医学部はどうなの?」「渋幕生はプリンストン・ハーバード大学等、海外一流大学に合格してる。」「市川に特待生がいる。」・・・・様々なお叱りを受けるのは覚悟の記事です。

しかし、それをいくら考えたとしても、卒業時の「渋幕生の下位」より「市川生の上位」の方が難関大学に合格しているというのは、はっきりした事実だと思います。これは「市川」が「渋幕」より優れた学校という話では、決してありません。渋幕が「ここ数年、結果を出し続けてきた」優れた学校だということは、誰しもが知るところです。

その「渋幕生」でさえ、下位にいるとやる気がなくなり、「市川生」の上位に抜かれてしまうということを私は言いたいのです。

次回は、今までのスッキリしないような内容を、強引にまとめていきます。「中高一貫校で、伸びていかない子どもとは?~完結編~」というタイトルで記事を載せます。

 

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