小学生のお子さんがいらっしゃる方………お子さんの学校では、算数の授業を、どのように進めているでしょうか?

担任の先生が中心となって授業を進めて、もう1人の先生が、個別指導など補助的な役割をする…………このような授業をしていたとしたら、それは「TT(ティームティーチング)」と言われるものです。1教室に2人の先生がいるという授業です。

最近では、この「TT」ではなく「少人数による授業」が推奨されるようになっています。せっかく先生が2人いるのだから、1クラスを半分に分けて、少ない人数で指導するのです。

ここで、この「少人数指導」………問題になるのが、1クラスの人数を「どのように2つに分けるのか???」ということです。

① 算数が「できる」「できない」に関係なく、等質で半分に分ける。

② 「できる」「できない」で、人数を2等分する。

③ 「できない子」を、少ない人数で分ける。そして「できない子」を、しっかり指導して伸ばす。

④ 「できる子」を、少ない人数で分ける。そして「できる子」を、更に伸ばす。

以上、4つの方法が考えられるのですが、今の世の中の流れは………②③④といった「習熟度別」が主流になっています。その中でも多いのが「③ できない子を、少ない人数で分ける」という方法です。「④ できる子を、少ない人数で分ける」を実施しているという話を、私は聞いたことがありません。

ここまでの話で、私が何を言いたいのか???現在の公教育は「できない子を、できるようにする」のに精一杯で、「できる子を、更に伸ばす」までには至らない。公立学校の先生は「できない子」がそのままの状態でいることには責任を感じるけど「できる子」を更に伸ばさなくてはいけないという意識には、なりにくいということです。

今回は、これを踏まえて「子どもに中学受験を仕向けた理由」について記事を載せていきます。

皆さんは「レディネス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?この言葉は、大昔の記事「第3条 精神論ではなく、1つ1つの具体的な手だてを積み重ねろ。」で解説しています。

レディネス(準備状態)

「子どもの心身が発達し、学習する際の基礎条件となる一定の知識・経験・身体などの準備ができあがっている状態。」

鉄棒で、「空中逆上がり」ができる子どもに、何回も「逆上がり」をさせても簡単すぎるので、やがてつまらなくなるでしょう。逆に、練習して「空中逆上がり」ができたばかりの子どもに「大車輪」をしろといっても難しすぎるので、練習する意欲がわかないでしょう。

子どもは「やさしすぎ」ても「難しすぎ」ても意欲がわきません。これは学習についてもいえることです。子どもは、成長にあった「適度な難度の課題」との出会いが大切です。

この記事では「レディネス」を説明することで「適度な難度の課題」の重要性について解説しています。

娘は小学校の授業で、この「適度な難度の課題」が無かったために「不平」「不満」を感じることがありました。学校の授業に不満を感じて、私に相談することがあったのです。

小学校中学年の時に「算数の授業で、問題が早く終わった後に、何をしていいかが分からない」という相談をしてきました。

小学校高学年の時に「社会科の授業で、先生がずっとしゃべりっぱなしで面白くない」という相談をしてきました。

「何、言ってんだ!!そんな不満を言うな!!自分の人生は、自分で工夫して楽しくしろ!!」と一喝したいところですが、2度と相談しに来なくなるので、親身に答えます。

算数については「教科書の問題を、頭の中で解いて時間をつぶすといいぞ!!」「まだ習っていない範囲の教科書を、読むっていうのはどうだ??」といったアドバイスします。

社会科については「先生の話をもとに、色鉛筆を使ってきれいなノート作りをしたらどうだ?」「感想をたくさん入れると、思考力が伸びるぞ!!」といったアドバイスをします。

私は、この時「不平」「不満」に呆れながらも、「娘に適度な難度の課題を、たくさん与えてあげたいな!!」と感じました。勉強に関係することで「不平」「不満」を感じない環境にいさせてあげたいと思ったのです。

ここで、話をまとめます。「子どもに中学受験を仕向けた理由」です。

現在の「公教育」は、能力差が大きい実態に対して「できない子」に目を向けています。「できる子は、塾でどんどん伸ばして下さい」なんてつもりはないのですが「多忙で人手不足な公教育の現状」は、そうなっています。

「そのような現状の公立中学校の授業を、不平・不満を感じやすい娘が、楽しむことができるのか?」という話です。中学校時代の私は、大丈夫でした。「温和」「いつも笑顔」「物事を深く考えない」といった性格の次女、三女も、きっと大丈夫でしょう。

しかし、「長女は難しい」………これが私の判断です。私は………「子どもに中学受験を仕向けよう!!」という結論を下しました。中高一貫校という「難度の高い授業」を受けた方が、将来的に娘が幸せになるのではないかと感じたのです。

5年生になったら「学童をやめて」「塾に行くように仕向ける」のです!!

あくまで「行かせる」のではなく「仕向ける」です。→「詳しく状況を説明して、自己選択・自己決定をさせろ~塾に行かせる編~」

 

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