「自分から勉強する子どもを育てる方法」………「子どもを勉強好きにさせる方法」………といった題名の本は、たくさん出版されています。また、こういったキーワードで検索すると、ホームページやブログで、たくさんの内容が載っています。

これらは、ほとんどが実体験をもとにした方法で、読めば「ふーーーーーーーん!!」と納得するし、為になります。そして、こういった本やネット記事を読み続けると、内容に共通することが多いことに気がつきます。その1番が「子どもに、勉強しなさいと言わない」ということです。

例えば………東大に入れたお母さんのお話………「私は、子どもに勉強しなさいと一言も言ったことがありません。すべて子どもの自主性に任せてきました。勉強は、子どもの自主性に任せることが大切ですね!!~笑顔の写真入り~」といった内容………いかにも、ありがちだと思いませんか???

今回は、この「勉強しなさい!!」と言ってはいけない「意味合い」について、心理学の面から記事にしていこうと思います。

紹介するキーワードは「ブーメラン効果」です。

ブーメラン効果とは「説得をすることによって、受け手が意図とは逆の方向に意見を変えてしまう」「説得が逆効果になってしまう」といった現象のことをいいます。

(例1)

好きでも嫌いでもない人から「愛の告白」をされた。今、付き合っている人がいないから「どうしようかな?」と悩んでいる。

そんな人が、毎日電話で「付き合って下さい!!お願いします!!」と何回も情熱的に言われると付き合う気がなくなる。

スマートな告白………そして、ちょっと素っ気ない態度の方が「付き合おう!!」という気持ちになる。

(例2)

お店で、お客さんが、気に入った服を買おうかどうか悩んでいる。

そんな人が、「これ秋の新作なんですよ!!お得ですよ!!更に安くします!!似合いますよ!!」と、ずっと付きっきりで販売員に言われると買う気がなくなる。

「これ秋の新作なんですよ!!」の一言だけで、さわやかな笑顔で去っていった方が「買おう!!」という気持ちになる。

(例3)

子どもが、母親から毎日のように「勉強しなさい!!」と言われる。

「将来のため」「やらなくてはいけない」ということは分かっているのだが、何回も言われるとかえってやる気がなくなる。

3つの「例え話」を作ってみました。「ブーメラン効果」について、ご理解いただけたでしょうか?(例1)については「情熱的な方が良い」という方が、いらっしゃるかもしれませんね!!

どうしてこの「ブーメラン効果」が起こるのか????それを説明するものとして、挙げられるのが「リアクタンス理論」です。

人間は、自分の好きなことを自由にしたいという欲求を持っています。そこに「相手から行動を強制」されると、自由が脅かされた気持ちになります。そこから「反発・抵抗しようとする感情」=「リアクタンス」が起こるのです。

また、強制とまではいかない………「相手の思っている通りに行動すること」さえも、嫌うことがあります。これも、受け手にとっては「支配される」「従属する」「束縛される」ような気持ちを感じるからです。

そしてこの「ブーメラン効果」………説得する人は「関わり合いが深い」「好ましくない人」の方が、効果が高いといわれています。

親は、子どもにとってメチャクチャ「関わりが深い」です。だから、親が投げかける言葉は全て「ブーメラン効果」が高いということがいえるのです。また、皆さんはお子さんにとって「好ましくない人」になってないでしょうか????こうなってしまうと、効果は飛躍的に跳ね上がります。恐ろしいことです。お互いに、気をつけましょう。

次回のタイトルは「子どもを自主的に勉強させるには2~手だてが上手くいかない!その理由を探る!~」です。

「どうして、本・ネット記事で上手くいっている手だてが、我が子に通じないのか?」を考えていきます。

 

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