今回は「子どもの頭を良くする7ヶ条」最後の記事の「子どもが起きている時間は、できるだけテレビは点けるな」です。

我が家では、テレビをほとんど点けません。子どもがテレビの電源を入れるという習慣もありません。そんな家は、抑圧された雰囲気があるのではないかと思われるかもしれませんが、そんなこともありません。そんなに私や妻が見たいテレビ番組はないのですが、もしもあったらDVDレコーダーで録画予約をして、子どもたちが寝静まったころに見ています。(妻がたまにドラマを、私がNHK特集を見るぐらい・・・・)普段、テレビを点けないので、子どもたちが家ですることといったら、ほとんどの時間が読書になります。

子どもがテレビを「ぼ~」と見ている時ほど、無駄な時間はありません。「読書の大切さ」については「国語→読書」のページで載せたとおりですが、テレビを見るともちろんその時間分だけ「読書」の時間を奪われてしまいます。しかし、テレビを見ることのマイナス面はそれだけにとどまらないのです。

テレビをたくさん見ると「本」の魅力が色褪せてしまいます。なぜかというとテレビは苦労することなく楽しめます。しかも、その楽しみは変化に富んでいて刺激的です。しかし「文を読んで、その内容を理解して、情景を思い浮かべる」といった読書の楽しみは、幼少期からの積み重ねが必要であるとともに、読み始めで作品の世界観、登場人物の設定等を理解するといった「楽しくなるまで」の困難が伴うのです。「すごく見たいテレビ番組がある。」「すごく読みたい本がある。」「どちらをしようか?」といった時、ほとんどの子どもはテレビのスイッチを点けてしまうでしょう。暇な時間にテレビを見る習慣がある子どもに、興味を持って本を読ませることは、容易なことではないのです。

ましてや、ゲームは「百害あって一利なし」です。インターネットで「ゲーム・子ども・影響」と検索しても、ゲームをすることによって、こんな良い影響があったという内容は、ほとんどありません。刺激いっぱいのゲームを毎日している子どもにとって、白黒で文字だけの本は、何の魅力も感じないことでしょう。

それでは「テレビなんか見てないで読書をしなさい」「ゲームなんかためにならないんだから、しててはいけません」と注意すれば、子どもは言う通りになるのでしょうか。答えは「ノー」です。

「カリギュラ効果」という言葉を知っているでしょうか。簡単にいえば「禁止されると、かえって余計にその行為をやってみたくなる」という心理状態のことです。「誰にも言うなよ」と言われると誰かに話したくなる。テレビでモザイク処理されるとそれが見たくなる。テレビで「ピー音」で聞こえなくするとその内容を知りたくなる。等々たくさんの例が挙げられます。「~してはいけません」と言い続けられることは、子どもの「テレビが見たい」「ゲームがしたい」という気持ちを、より強くしているだけなのです。それではどのように「テレビを見ない」「ゲームをしない」で読書好きにさせることができるのでしょうか。下記に箇条書きでポイントを載せていきます。

・幼少期にたくさんの絵本を読み聞かせをする。

・3週間に一度は図書館に行き、「お父さんは、読みたい本がたくさんあるんだから、あなた(子ども)は5冊までだからね。」と言う。

・親は、子どもの前で本や新聞を読む。

・テレビは点けない。

・いつも「学校では掃除が一番大事」「家ではお手伝いが一番大事」「働かざるもの食うべからず」と言い続ける。

・本を読んでいる子どもに「おまえは本当に本が好きなんだねえ。そんなに本ばっかり読んでないで、お手伝いをしなさい。」と言い続ける。

そうです。「カリギュラ効果」を逆手にとるのです。してはいけないという読書を、子どもはきっと、やり続けることでしょう。ポイントは、冒頭で述べたとおり子どもにさせようと思うのではなく、親自身が自分の生活改善をすることなのです。

すでにあなたのお子さんがテレビとゲームにどっぷりつかっているとしたら、半分以上は手遅れで、無理に本を読ませようとしても難しいでしょう。しかし、あきらめずにこつこつと上記の内容をお子さんの実態に合わせて実践してみて下さい。くれぐれもポイントは、子どもにさせようと思うのではなく、親自身が自分の生活改善をすることです。

次回は、視野を広げて「企業が求める能力・社会に出て必要とされる能力」について記事を載せます。子どもが大人になってからの幸せについて考えていきましょう。

 

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