今回は、「登場人物紹介」の記事を載せていきます。記念すべき1回目の記事は、私「ゆったりパパ」です。

このブログを書いているちょっと変わりものの私が、公立小学校の教員をしていた時の話を通して自己紹介しようと思います。それでは「はじまり・はじまり」です。

私は国立大学の教育学部を卒業して18年間、先生として子どもに様々なことを教えてきました。大学時代に塾講師を3年間やっていたということが「私の仕事ぶり」に大きく影響しています。

「最小の努力で最大の効果」というのが私のモットーで「熱しやすく冷めやすい性格」です。20代の頃は、絵の指導に凝ってコンクールにたくさんの子どもを入賞させたり、陸上の大会に毎年上位入賞させたりしました。その頃の私は「結果を出す」ということは「自信につながり、子どもの人生にとって何よりもプラスになる」と感じていました。また、子どもが「結果を出す」ということは、私自身のやりがいでもありました。そして、指導のブームは作文、逆上がりなど多岐にわたるとともに「熱しやすく冷めやすい性格」なので、2年から3年で変わっていきました。

一番やる気があった30代前半には「どうしたら子どもの学力が向上するか」ということにこだわり、教科指導を進めました。ここで、学校での漢字の指導例を紹介しようと思います。

(6年生の漢字に関する指導例)

○一般教師の指導

Ⅰ 漢字ドリルを見ながら、漢字練習帳に何回も書かせる。

Ⅱ 漢字テスト(10文字程度)をする。

Ⅲ ○つけをして子どもに返す。

○私の指導

Ⅰ 読書の習慣を身につけさせる。自分の給料で子どもが興味を持ちそうな本を買い揃え、学級文庫に置く。

Ⅱ 「漢字を覚えることは将来の仕事に必要なんだ。書類を書く時、いちいち辞書を引くか?」というように、その学習の必要性について理解させる。

Ⅲ 効率的な学習方法を伝えるとともに、繰り返しテストをする。

①教師が、3日後に漢字テスト(10文字程度)をすることを予告する。

②子どもはそれを受けて、(読み、意味、部首)等を考えながらゆっくり1回書く。(1日目)

③子どもは、練習帳に漢字ドリルの「読み・ひらがな」のページを見ながら漢字を書き、自分で答え合わせをする。間違えた漢字は3回程度練習をする。(2日目)

④テストをする。教師は○付けをして、子どもに間違えた漢字を数回書かせる。100点をとったり、前より伸びた子どもはめちゃくちゃ褒める。(3日後)

⑤10文字テストを10回実施したら「表が問題」「裏に答えの漢字が載っている」100文字プリントを配るとともに、全く同じ問題のテストを後日することを知らせる。また、90点以上合格しない児童については合格するまでテストをすることも伝える。(4日目)

⑥100文字テストに向けて勉強をさせる。子どもはプリント表の問題を見ながら練習帳に漢字を書き、プリント裏を見て、自分で答え合わせをする。正解している漢字は何回も書く必要はないことや、間違えた漢字については覚えるまで練習することを伝える。

⑦テストをして、教師は○つけをして子どもに返却する。100点をとったり、前より伸びたりした子どもはめちゃくちゃ褒める。不合格者についてもがんばった面を褒めるが、×の漢字を中心に練習させ、合格するまで追試を行う。

ここでポイントになるのは「教師がやらせる」のではなく、子どもたちに「効率的な学習方法を知らせて、目標に向かって努力することができるようにする」ことです。このような徹底した指導法のため、県で作成された学校ごとに申し込んで実施される学力テストでは、平均点より「国語・算数は5点から10点」「理科・社会では10点から15点」上回る結果でした。

しかし、学力向上について公立学校は「ぬるま湯状態」です。そりゃそうです。テストの点を上げても給与・昇級に関係無し。公立学校は「生徒指導上の問題・理不尽な保護者対応・教科指導以外の雑務」などで先生方は多忙化を極めています。先生方の勤務評価が、このようなテストの点数には成り得ません。テストの点数を上げても教師の自己満足にしかならないのです。

当時の勤務校では、クラスと学年の平均点を出し、長所・短所を簡単に書いて研究主任に提出するだけ。校長は、各クラスの平均点がどのくらいなのかということすら理解しようとしませんでした。同学年の仕事に対してやる気のないおばさん先生に「先生は、今までガリガリやらせてたからねえ。」と失笑されて終わりです。

その当時「学力を向上させる」ということは、子どものためにしていることであって「誰かに認められたい」ましてや「進学塾のように昇進や給与に反映させてほしい」という気持ちは、まったくありませんでした。しかし、私の「クラスの子どもの学力を向上させる」という気持ちは、だんだんと消え失せていったのです。

それからしばらくして、私は結婚して、念願の長女が生まれました。私の教育の興味・関心・パワーは自分の娘に向けられました。(学校の仕事をさぼっていたわけではありません。)今まで研究してきた「最小の努力で、能力を最大限に伸ばす」まさに、自分の娘の学力を緻密に計画的に上げていく機会がおとずれたのです。「先生としてクラスの子どもに学力をつける方法」と「親として自分の子どもの学力をつける方法」は、もちろん違います。しかし、学校の子どもに学力をつけることができる教師は、親としても自分の子どもに学力を付けさせることができます。共通していることは、具体的な手だてを自分で生み出し、子どもにその手だてを確実に効果的に講じているということです。

私は教育のプロです。親がガリガリ勉強をやらせて、変な性格になってしまっている子どもを何人も見てきています。目指すのは「明るくのびのびした性格、それでいてさりげなく天才」なのです。

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